『チック,チック...ブーン! tick,tick...BOOM!』 In 中日劇場
オフ・ブロードウェイミュージカルだったんだねぇ。
RENT作者の自叙伝的なミュージカル。
もー、音量デカすぎ…。
マイクもだが、バンドの方ももう少し絞って欲しかった…。
下手寄りにいたんですが、設置してあるスピーカに近くて。
エレキギターとドラムスが同時に入ると、もう最悪。
ただでさえ左耳弱いので、自衛手段として指で耳の穴あたりを保護してましたが…(苦)
確かに中日劇場は音良くないけど、あれはやりすぎだと思う(^^;;
一回公演だから仕方ないけど、もう少し考えて欲しかったなぁ。
どっちかっていうと、同行A女史のがこの作品に興味を持ってて、っていうか山本耕史に?(笑)
私はRENTの作者っていう部分で興味を持ってたぐらいでした。
山本氏、結構良くて声も好きかも…と思いました。
ヘドウィグ観たくなっちゃったぃ(笑)
(昔、三上版は観たんですが、会場的にも音がすんげぇ悪くて、歌詞とかほとんど聞き取れないまま終わってしまって残念だった。でも、結構好きな作品)
いや、マイケルのエイズ告白の後、イッキに感情を発露させるところなんか「あ、すげ」とか思った。
愛内さんは、総合すると苦手。。。
知人に舞台で観る完全なミュージカル畑じゃないような人たちを「ポップス歌いだからイヤだ」と、よく言う人がいて。
私はそうかなぁとか思う人でも大体その一言で切り捨てられる事があるんですが。
私の中でも今までそう思う人っていなかったんですが、初めてです、「ああ、この人多分ポップス歌いだ」と思ったのは…。
声質的には別に嫌いじゃないんだけど、なんだろ。
歌いながらする演技が、コンサートでやってるような動きなんだよね。
無駄な動きが多いって言うか…違うかなぁ、なんていうか。
特にそう思ったのがワークショップの劇中歌の場面。
劇中歌しかもワークショップだから、とは思うんだけど…ハマサキアユミとか、とにかく女性歌手が普通にコンサートで歌うように動いてるイメージ。
それ以外にも、スーザン役なのに、スーザンがもう私には苦手で苦手で。
グリーンドレスの場面の時とか、なんでもうあんなにクネクネしてるのか…(苦)
踊る、魅せる、セクシーって、そうクネクネクネクネした軟体動物の動きとは違うと思うんだけど…と思いながら観てて、それだけでなんか自分側で受け付けられなくて、ダメでした。。。
スーザン以外の役とかは普通にうまいのに、もうとにかくスーザンだけは受け入れられなくて。
……なんだろな、あれは。そこが一番惜しい。
もっと突っ込むと、多分、スーザンのジョンに対する愛があんまり感じ取れなかったのかもしれないけど。
そう思うと、スウィート・チャリティの玉置さんはうまかったなぁと思った。。。
マイケルのゲイリーも、良かったと思う。
途中ジョンが「デビットは?」みたいな事を言ってて、ああゲイなんだーとか思って、でエイズの告白。
なんか、スーザンよりマイケルの方が、話的には重要な気がした(笑)
スーザンが愛内さんじゃなければ、再演も観たいなぁと思ったよ。(ごめん)
初演のYU-KIって、どんなだったんだろうなぁ。
□ CAST □
ジョナサン:山本 耕史
マイケル:ゲイリー・アドキンス
スーザン:愛内 里菜
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